selector Teddy
「+T」のロゴが素敵な銀座PLUSTOKYOを中心に開催されていた、ラウンジスタイルの「en」でプレイさせていただいていたDJ ANYWAYです。 我らがダフト・パンクが悲しいかな解散ということになり、またひとつ青春の灯火が消えていくことに感慨もひとしおですが、彼らの遺した楽曲は永遠に!ということで、私の一押しを紹介します。
是非みなさんに再評価いただきたいのが、アルバムでは名作と今なお名高い「Random Access Memories」に収録され、2014年にシングルカットされた「Give Life Back To Music」です。 入りからナイル・ロジャースの仕事に泣ける…んですが、そんなことを書き始めるとキリがないので、私がこの曲を選んだイチ押しのポイントを。
それは、詞です。 ぜひ、SpotifyやYoutubeで(久しぶりに?)この曲を聴いてみて下さい。
私は30ぐらいの時に仕事の面で一定のポジションにつき、成果の出し方についても自分の中で基本的な方法論が固まったんですが、それまでは仕事漬けの毎日を過ごしていました。それで得られたことも多く、30までに徹底してやったことの延長線上に今の人生があるわけですが、はたと気づいたんですよね。私はこういうことがしたかったんだ、ということのひとつは形になってきたけど、このままでずっと過ごして良いのだろうか。 社会に出るようになって10年ぐらいのキャリアになったけど、今の時代(当時でも)まだ30年以上はあるよね。これからの人生を、このまま走り続けて良いのだろうか、と。
その時、昔バンドでドラムを叩いていた時の情動的な気持ちや、好きだった音楽をもう一度人生の柱に据えることはできないだろうかと思い直したんですよね。 バンドをやるとなると、メンバーを集め、調整し、とまた昼間のようなことをやらないといけない。これで本当に音楽が楽しめるのだろうかと考えた時に、マネジメントの要職にあった自分の答えはNoでした。 そして見つけたのが、DJという道。自分の好きな曲を選ぶことはもちろん、一緒に時間と空間を過ごしている人たちと音楽で共感することの楽しさ。 好きなことをやるのに、年齢は関係ない。 以来のめりこんで、今に至ります。
そんな私が心の余裕があるときに、1日の終わりを迎えるこの時間にやるのが、自分のターニングポイントになった曲の再発掘です。この曲は、そういう自分の棚卸しをする時間にふっと出てくる、想い出の1曲のひとつです。
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「+T」のロゴが素敵な銀座PLUSTOKYOを中心に開催されていた、ラウンジスタイルの「en」でプレイさせていただいていたDJ ANYWAYです。
我らがダフト・パンクが悲しいかな解散ということになり、またひとつ青春の灯火が消えていくことに感慨もひとしおですが、彼らの遺した楽曲は永遠に!ということで、私の一押しを紹介します。
是非みなさんに再評価いただきたいのが、アルバムでは名作と今なお名高い「Random Access Memories」に収録され、2014年にシングルカットされた「Give Life Back To Music」です。
入りからナイル・ロジャースの仕事に泣ける…んですが、そんなことを書き始めるとキリがないので、私がこの曲を選んだイチ押しのポイントを。
それは、詞です。
ぜひ、SpotifyやYoutubeで(久しぶりに?)この曲を聴いてみて下さい。
私は30ぐらいの時に仕事の面で一定のポジションにつき、成果の出し方についても自分の中で基本的な方法論が固まったんですが、それまでは仕事漬けの毎日を過ごしていました。それで得られたことも多く、30までに徹底してやったことの延長線上に今の人生があるわけですが、はたと気づいたんですよね。私はこういうことがしたかったんだ、ということのひとつは形になってきたけど、このままでずっと過ごして良いのだろうか。
社会に出るようになって10年ぐらいのキャリアになったけど、今の時代(当時でも)まだ30年以上はあるよね。これからの人生を、このまま走り続けて良いのだろうか、と。
その時、昔バンドでドラムを叩いていた時の情動的な気持ちや、好きだった音楽をもう一度人生の柱に据えることはできないだろうかと思い直したんですよね。
バンドをやるとなると、メンバーを集め、調整し、とまた昼間のようなことをやらないといけない。これで本当に音楽が楽しめるのだろうかと考えた時に、マネジメントの要職にあった自分の答えはNoでした。
そして見つけたのが、DJという道。自分の好きな曲を選ぶことはもちろん、一緒に時間と空間を過ごしている人たちと音楽で共感することの楽しさ。
好きなことをやるのに、年齢は関係ない。
以来のめりこんで、今に至ります。
そんな私が心の余裕があるときに、1日の終わりを迎えるこの時間にやるのが、自分のターニングポイントになった曲の再発掘です。この曲は、そういう自分の棚卸しをする時間にふっと出てくる、想い出の1曲のひとつです。